【イベントレポート】東海若手起業塾1〜15期のギャザリングDAYを開催!

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2月13日に労働会館にて、東海若手起業塾1〜15期のギャザリングDAYを開催しました!

 

今年度から東海若手起業塾では、同期の繋がりだけでなく、コミュニティ自体を強化し、豊かな繋がりを生むために、1〜15期が集える場を提供しています。第1回目は2022年10月に「1〜15期合同ブラッシュアップ会」と題して行い、今回は2回目の試みとなりました。

 

今期の起業家にとっては、12月の中間研修から最終報告会の間にある貴重な対面での事業とプロジェクトのレビューを受けられる場となっています。OBOGにとっては互いの事業や目指していることを知り、共創の芽を育む機会となりました。

 

今回は、メンターとしてIIHOE[人と組織と地球のための国際研究所]代表の川北秀人さん、1期の起業家OGでもあり(一社)東海若手起業塾実行委員会 代表理事の佐藤真琴さん、(株)machimori 代表取締役の市来広一郎さんに加え、1~14期の起業家OBOG、コーディネーター、ブラザー工業株式会社のプロボノの皆さんが集いました!

 

第1部は15期の起業家たちがプレゼンテーションを行った後に、 メンターやOBOGから的確な問いや背中を押すようなアドバイスをもらう時間でした。

 

 

・自分が実証実験した時に、その実験結果を見て読み取る力が少ない。
・あなただからこそできる独自性はどんな部分なの?
・自分たちの限られたリソースで何をやるのか、優先順位を決めないといけないね。
・チームを作りたい!ことが最優先であるなら、ビジネスコードを作ることを最初にすべき。
・あくまで主権はユーザーにあるのでユーザー分析をもっとしっかりやったほうがいい。

 

 

第2部はOBOGの起業家たち5名がプレゼンテーションし、その後にフィードバックを受けていました。

 

 

起業家から寄せられた悩みとしては

 

・自分の目指したい事業の形を家庭と両立しながら行っているロールモデルがいない。
・事業の拡大の方法がわからない。
・クライアントになりそうな方へのプレゼンがうまく行かない
・公的なサービスの縛りがキツくて事業の領域が広げられない。

 

メンター陣からの問いやアドバイスとしては

 

・ビジネスモデルを考えるなら2030年とか2040年を考えて行かねばいけない。
・一緒にやる仲間として学校や行政を適切なタイミングと関わり方を提案するべき。
・事業規模を拡大したいのか、事業の価値をあげリピーターを増やしたいのかを決めた方がいい。
・サービスを受ける人同士のコミュニティの作り方を考えるべき。

 

過去の塾生の事業の見直しをする場でもあり、 先輩の起業家がフィードバックを受けている姿や質問の着眼点を見て、15期生も学ぶ場として活用いただきました。

 

また、第3部は、交流会として、6-7人がグループになり、「挑戦が加速するには?」「次世代の挑戦が生まれるために私たちができることは? 」という2つのテーマに沿って、意見交換を行いました。

 

 

・挑戦者を増やすには、深い相談をできる人と応援をしてくれる人が混在したコミュニティが必要。
・子どもの頃から失敗を恐れない、恥じない文化を作るために大人が失敗をたくさんすべき。
・やりたいことを明確化したあとにバックオフィス的にリソース確保をする組織が重要。

 

お互いの事業の成長のために、近況報告も相談もできる繋がりがあるコミュニティになっていくとともに、東海で培った経験や能力のシェアをしていける場を目指していきます。

 

のこり2週間ほどで15期の最終報告会となります!起業家たちがこの半年間でどのような挑戦をして、そしてこれからどんな挑戦をしていくのかを聞けるので、東海若手起業塾にご縁のある皆様、ぜひお越し下さい!

 

↓イベント情報はこちから

https://www.tokai-entre.jp/cat_news/20230304/