ブラザー工業株式会社(以下、ブラザー)の創業者の一人である安井正義が、国産ミシンの製造に着手するための資金集めとして、「麦わら帽子製造用の水圧機」を開発・生産したのは、彼がまだ20歳の頃でした。そしてその翌年、彼が21歳の時にブラザーの前身である「安井ミシン兄弟商会」を設立し、当時海外製ミシンが国内市場のほとんどを占めていた中、弟の実一と共に「輸入産業を輸出産業にしよう」という志のもと、国産ミシン製造の道を歩み始めました。 このようにブラザーの「モノ創り」は2人の若手起業家のチャレンジ精神から始まっています。
ブラザーは、2008年にグループの100周年を迎えるにあたり、あらゆる場面でお客様を第一に考える"At your side."の精神で事業活動を行っている当社と同様の考え方を持つ若い起業家たちを応援したいと考え、東海若手起業塾(以下、起業塾)に協賛することにしました。
起業塾は実行委員会の形式をとり、主にこの地域で起業家支援に取り組むNPO法人などの団体に参画していただいています。ブラザーは協賛金に加え、会場提供や運営スタッフの派遣など積極的に協力をしています。