10月19日にブラザーミュージアムにて
1~15期の合同ブラッシュアップ会を開催しました!
メンターとしてIIHOE[人と組織と地球のための国際研究所]代表の川北秀人さん、1期起業家OGで(一社)東海若手起業塾実行委員会 代表理事の佐藤真琴さん、(株)machimori 代表取締役の市来広一郎さんを迎え
さらにアドバイザーとして、よだかの学校運営委員会 代表理事の小池達也さん、一般社団法人アスバシ 代表理事の毛受芳高さん、12期OBでKUROFUNE(株)代表取締役の倉片稜さんをお迎えし
15期現役起業家チームに加えて、1~14期の起業家OBOG、コーディネーター、ブラザー工業のプロボノの皆様、その他関係者の皆様に広くお集まりいただきました。
現役起業家にとってはキックオフ研修から中間発表の間にある事業ブラッシュアップの機会となり、OBOGにとっては久しぶりに東海若手起業塾の場に戻って塾生当時とは違った悩みや課題を相談する機会になる、初めての試みとなりました。
第1部は15期の現役起業家たちが事業プレゼンをし、
メンター・アドバイザーから鋭い問いやアドバイスをもらいました。
・ターゲットがぼんやりしている、もう少し明確に。
・イニシャルユーザーと一緒に社会をどう変えていきたいのか?
・コミュニティ作りのポイントは、来てくれる人を「お客さん」にしないこと。
・地域の中で自分たちがどういう役割を担っていきたいのか?
・地域の人たちの思いをちゃんとヒアリングした?
・数字のリアルさがない。もっと数字と向き合って、数字で考えてみて。
第2部は起業家OBOGたち9名がプレゼンしてフィードバックを受けました。
起業家から寄せられた悩み:
・事業継承に課題を感じている
・右腕となる人材をどう見つけたらいいか悩んでいる
・挑み続けたい気持ちはあるが、資金繰りやメンタルヘルスも課題に感じつつある
・収益化のために誰にどんなアプローチをするのかが有効なのか
・さらに高付加価値な商品の差別化と見せ方について考えたい
メンター陣からの問いやアドバイス:
・事業目標のうちどれが一番優先順位が高くて、誰の何を解決したい?
・どういう変化を生み出したいのか?このエリアの誰からまず変えていきたいか?
・自分がどの専門家でやっていくのか、ポジション探しをする修業期間のような時期があってもよい。減速するのはとても勇気がいることだが、長期的に見れば問題ない。
・売らなくても、「こういうことができる」ということをユーザーに発信していくこと
・事業のビジョンを仲間にしたい人に向けて、解釈を少し変えて、その人に刺さるように入れていく
ご自身の事業のブラッシュアップをする場でもあり、
先輩や後輩の起業家がフィードバックを受けているところを見て学ぶ場として活用いただきました。
期を超えた交流も生まれ、お互いの事業や目指していることを知る機会になりました。
改めて今年15年目を迎える東海若手起業塾に関わる人々の層の厚さを感じるとともに、卒塾後もつながりが続く場を目指して、新たな起業家支援の形を模索し続けていきます。
この合同ブラッシュアップ会は次回2月にも予定しています。東海若手起業塾にご縁のある皆様、ぜひお集まりください!
事務局 太田