9月3日・4日にキックオフ研修を開催しました。
東海若手起業塾の半年間の支援期間の中で、名前の通り「キックオフ」となる最初の研修。
例年であればブラザーミュージアムに、メンター・起業家・コーディネーター・プロボノ・事務局・関係者が集う研修ですが、今回は新型コロナウイルス感染拡大防止のため、オフライン・オンライン併用での開催になりました!
起業家・プロボノ・コーディネーターのチームはオフライン中心、チームを組まない「特別研究員」やメンターはオンラインを中心に、オンライン会議ツールzoomを使って進行しました。
まず最初は、起業家からの8分間のプレゼンテーション。
達成したいミッションや現在の課題、東海若手起業塾の半年間で取り組みたいことなどを、zoomで画面共有をしながら発表します。
その後は、メンターからの質問やフィードバック。
「業界を俯瞰して、自分たちの価値を説明できるようになって欲しい。」「文化、技術、何を残したいのか?」
「一旦ターゲットとする人や企業の職種を決めて深掘りしてみるのはどうか?」「キャリアラダーに沿ったプログラム提供ができるとビジネスとして強いのでは?」
メンターによって、見る視点や問いかけも様々。これまで無かった視点の問いかけに、すぐには答えが出せないこともありますが、それもまた1つの発見。
チームで論点を整理しながら、深めては新たな視点で考え…を繰り返していきます。
オンラインで繋いだ参加者も真剣そのもの。
全員で同じ会場に集まりたい…のが本心ですが、オンライン上でもバチバチと議論が交わされ、あっという間の2日間でした。
参加した起業家からは「考えが詰まっていることにメンターさんがヒントをくれたり、逆に私が思ってることと全然違うことを言われることで、自分の引っかかるポイントや違う視点の気付きがあり、濃厚な2日間でした。」「1番はこんなにたくさんの熱い大人が一生懸命考えてくださったことに感動しました。何度も世界を広げてもらえました。 頭は疲れましたが、終始ワクワク楽しくて、これからも楽しみです。」と、手応えやワクワクが感じられる感想が寄せられました。
また、コーディネーターやプロボノの方からも「人に説明する際に説得力を持たせるには、やろうとしている事をどれだけ深く掘り下げて理解と整理ができているかだと認識できた」「意思決定ができないのは材料が足りないか判断を先延ばししているかのどちらか、というメンターの言葉がグサリと刺さった」と、支援者側も起業家と共に成長していく姿が見られました。
次回の研修は12月。ここからチームで一心同体となって、プロジェクトが進んでいくのが楽しみです!