12月1日(木)~2日(金)に、「東海若手起業塾 第9期中間研修」を開催しました。3人の塾生を支援するために、合計24人の支援者や先輩起業家が集結しました。9月の「キックオフ研修」から3ヶ月間、どのような取り組みを行ってきたかを振り返り、さらに事業変革を加速させるための2日間となりました。
「個別事業戦略会議」では、各起業家が事業の進捗状況をプレゼンテーションで報告し、 支援者側が課題を明確化し、解決策の例をを提示します。この日も、支援者からは様々な質問やアドバイスが起業家へ挙げられました。
「災害時だけでなく、平常時の状態を正確に把握しないといけない。普段からどんなケアサポートシステムが必要なのか、どういうシステムを構築したらいいのか、現実を見て回って現実の問題を知ることが必要。現実をあなた自身が『知る』こと。」
「運動=人々の意識を変える=事業では『ない』。それでもやる必要があるかもしれないし、稼いで生きていくことを考えると優先度が下がるかもしれない。まず何をやるかをよく考え、整理すること。」
「あなたのコアバリュー、お金払いたいと思わせる専門性や技術は何か? 今ないなら、どう身につけていくか? 自分が能力をつけるのが無理なら、できる人と一緒にやればいい。自分は誰で、何ができるのか、どうやって持続可能なモデルを作っていくのか?」
それ以外にも、具体的本質的な問いかけや、実用的なアドバイスを数多くいただきました。
事業戦略会議が終わると、次は各起業家チームに分かれての個別作業です。残り3ヶ月の目標や過ごし方、課題解決方法を考えました。2日目の最後には、各チームの「後半戦の目標」を発表しました。
また、第9期生の他にも、当日は多くの塾生OBOGが来てくれました!
8期OBの生川さんは、最新の絵本案を持参して来て、内容のブラッシュアップの場として活用してくれました。
7期OBの中島さんは、VR技術を使った検討中の新サービスを披露してくれました!
なお、本研修では、以下の先輩起業家のみなさまがアドバイス・ご協力をくださいました。
・戸枝陽基さん (社会福祉法人むそう 理事長/NPO法人ふわり 理事長)
・石川治江さん (NPO法人ケア・センターやわらぎ 代表理事/社会福祉法人にんじんの会 理事長)
・山内幸治さん (NPO法人ETIC. 事業統括ディレクター)
・佐藤真琴さん(株式会社PEER 代表取締役社長/東海若手起業塾OB・OG会 代表)
・村田元夫さん (株式会社ピー・エス・サポート 代表取締役)
・毛受芳高さん (東海若手起業塾実行委員会 代表/一般社団法人アスバシ教育基金 代表理事)
・北村隆幸さん (NPO法人せき・まちづくりNPOぶうめらん 代表理事/東海若手起業塾9期 コーディネーター)
・安形真さん (合同会社アグリホリック 代表/東海若手起業塾9期 コーディネーター)
・木村真樹 (コミュニティ・ユース・バンクmomo 代表理事/公益財団法人あいちコミュニティ財団 代表理事/東海若手起業塾実行委員会 理事・事務局長)
第9期も、残すところあと3ヶ月。引き続き、3名の起業家の事業加速とぶれない「軸」づくりを応援します!
(東海若手起業塾実行委員会事務局 小池)