3月11日に開催される、東海若手起業塾10周年イベント「Tokai Innovators Ecosystem Summit for 2027」で、「地域の新しい経済を生み出すローカルベンチャーの輩出・育成に行政が参画する」という分科会が行われます。
起業家・移住者が中心となり、地域で新たなビジネスを生み出しているローカルベンチャー。その輩出・育成が活発な地域では、どのように行政と民間が共同の仕組みを作っているのか、NPO、民間、行政などの立場から討論するセッションです。
ファシリテーターは、株式会社ピー・エス・サポート代表取締役の村田元夫氏。
日本総合研究所研究員を経て、94年に株式会社ピー・エス・サポートを設立し、企業や病院の経営コンサルティングに加えて、環境、福祉、まちづくり、森づくりなど次世代型事業の経営支援と調査研究を行っています。また、サステナブルな地域づくりを目指した中小企業による共助の仕組み「CSRコミュニティ」事業や環境保全型事業を支援する「サスプログラム」事業を展開しています。
ゲストとして登壇するのは、NPO法人ETIC.事業統括ディレクターの山内幸治氏と、長野県参与(信州総合ブランディング担当)の船木成記氏、そして郡上里山株式会社代表取締役の興膳健太氏です。
山内幸治氏は、NPO法人ETIC.にて事業統括ディレクターを務め、ETIC.の黎明期より事業に参画。代表理事である宮城治男の”右腕”として、大学生を半年以上起業家のもとに送り込む「実践型インターンシップ事業」や、社会起業家の創業支援プログラム「社会起業塾」を立ち上げ、東日本大震災以降は、復興に取り組む地元のリーダー(企業やNPO、行政をリードする人々)のもとに、事業推進を支える若き”右腕”を送り込む「右腕派遣プログラム」を実施しています。
船木成記氏は、2012年より尼崎市顧問として、 市職員、地域住民を巻き込んだシティプロモーションまちづくりに尽力。また地域における男女共同参画の推進やワークライフバラ ンスに関する講演、環境コミュニケーション、市民参加型の地域づくり、観光分野の人材育成、長期実践型インターンシップ、NPO&ソーシャルビジネスの支援など、さまざまなパートナーシップ事業のプロデュースを全国各地で手がけています。
興膳健太氏は、学生自体に知り合った移住者の先輩たちの姿に憧れて2007年に郡上へ移住し、「NPO法人メタセコイアの森の仲間たち」の代表理事として、自然体験を通したまちづくり活動を行なっています。さらに自分自身もひとりの猟師として活動しているなかで、里山が抱える獣害の問題と向き合い、猟師の仕事を多くの人に知ってもらいたいという思いではじめた「猪鹿庁」の活動が全国的な注目を集めています。また、新たに「郡上里山株式会社」を設立し地域のこれからを見据えて、里山保全に関わる人材育成を手がけています。
地方の過疎化が進む中で、地域経済・コミュニティを動かしているローカルベンチャーの支援について、様々な地方での事例や経験に基づいて知ることのできるセッションです。地方でのビジネス、また起業支援に関心のある方の参加をお待ちしています!
申込方法(〆切:2018年3月8日(木) )
下記URLより必要事項をご記入の上、お申し込みください。
「東海若手起業塾」とは?
地域の課題解決や地域資源の有効活用を通じて、東海地域を活性化したいと考えている若手起業家を対象に、ビジネスモデルや事業戦略の質を高め、事業を成長軌道に乗せていくための支援を行うプログラムです。詳細は下記URLをご覧ください。http://www.tokai-entre.jp
問合先
東海若手起業塾実行委員会
事務局 担当:小池、古井
E-mail:info@tokai-entre.jp
以上