ブリアンブラン野田夫妻が、生産者と消費者をつなぐ会を開催!

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事務局の石川です。
10月16日、ブリアンブランの野田夫妻が、店舗にて、
「生産者と消費者をつなぐ会」を実施しました。

この会は、ブリアンブランのこだわりである、
「地域で採れたもの、安全なよいものを、お客さんに届けよう」
というコンセプトを、消費者の皆さんに伝えようという企画です。

届けよう、といっても、野田さんが話すだけではダメです。
(実際のところ、それでも十分すぎるほど面白いのですが)
生産者さんとお客さんが、直接話し合うような場をつくろう!
ということで、今回実験的にイベントを企画したわけです。

参加者は、野田夫妻、コーディネータ眞鍋さん、ブラザー工業から
間瀬さん、事務局の僕、と、ここまではいつもの戦略会議メンバーです。
さらに今回は、自然食の旬楽膳から担当者さん、一宮の養蜂家の伴さん、
飛騨牛乳の杉本さん、卵を生産している養鶏場の吉田さん、そして
ブリアンブランのお客様代表として、消費者6名の方々においでいただきました。

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野田シェフのファシリテーションではじまりました。
笑いを交え、少しずつ場の雰囲気が和らいでいきます。さすが!

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一宮の養蜂家、伴じいさんのお話を聞きます。
ハチミツというと、アカシアレンゲばかりが思い浮かぶのですが、
セイタカアワダチソウや、クロガネモチからも採れるんだよ・・というお話。
一宮はクロガネモチが密集して生育している土地で、
そこでは純度の高い、クロガネモチのハチミツがとれるそうです。

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テーブルの上にあるのが、セイタカアワダチソウのミツがはいった、
百花蜜だそうです。もちろん試食させていただきました。おいしい!!
「毎年、全然味が違うんだ。今年のはうまいよ」という伴さん。

他にも、養蜂にまつわるいろいろな話を聞きました。
うまく説明はできませんが、伴さん、カッコイイです。

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お次は、卵の吉田さん。おいしい卵の見分け方って?
という話からはじまり、茶色と白色の殻があるけど、違いって?
などなど、消費者さんからの質問に次々と答えていきます。
気になる答えは・・・ぜひブリアンブランの次回の会に参加して下さい。

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最後に、飛騨牛乳の杉本さんです。
かなり衝撃的なお話の数々、皆びっくりでした。
高温殺菌と低温殺菌の違い、新鮮な牛乳の特徴などなど。
「何がおいしいのか、何がいいのか」という基準自体、
けっこう勘違いしていることが多いんだな、ということが分かります。

さて、後半はお楽しみの覆面試食会。
いくつか並んだ食材のなかから、どれがどれだかを当てるゲームです。

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テイスティングの風景。判定するのは、砂糖、ハチミツ、牛乳、卵の4つです。

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砂糖は、見た目がだいぶ違います。
量販の三温糖、ビート糖、粗糖、見た目で違いが分かりますか?
ちなみに僕はほとんど全部正解しましたが、ひとつだけ、
みんな正解していた卵を間違えました。卵屋さんすみません[E:despair]

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野田さんにふるまっていただいたケーキは今日もおいしかったです。
オススメは栗のケーキ(手前)と、梨のケーキ(その奥)。ごちそうさまでした。

最後に、消費者のみなさんから色々とコメントをいただき、会は終了しました。
食に関する知識と意識が、ぐっと増えました。印象的だったのは、3つです。

まず、食べ物は循環するもの。たとえば牛乳は牛が食べた物を忠実に
反映するし、卵だってそう。そのことを改めて考えないといけない。

二つめに、食べ物は単に味覚だけのものではなく、その背景や歴史、
生産者の姿も含めて、ひとつの文化だということ。

最後に、重要なのは、よいものを価値をそれぞれが感じるなり、
大事にして、手間暇かけたいいものには、ちゃんとお金を払うこと。

これからも、野田夫妻が大事にする想いを共有する、
ブリアンブランコミュニティが広がっていくといいなと思います。