安易な回答をして問いを止めない。本質的な問いに向き合い続ける【中間研修レポ】

news

12月9日・10日に、13期の中間研修を開催しました!
感染症拡大防止のため、オンライン・オフライン混合で、チームごとに部屋を分けての開催となりました。

1日目の最初には、まずチームとして、個人としての目標を設定します。チームとして何を得たいのか、どんなことをメンターに相談したいのか、そのために起業家、コーディネーター、プロボノは何をするのか…を、これまでの支援期間を踏まえて考えます。

その後は、各起業家からプレゼンテーション。
9月からの支援期間で取り組んできたこと、見えてきた課題や可能性、考えていることを発表します。

その後は、メンターからの質問やフィードバックを受ける「関所」と、チームでの個別作業を繰り返します。

この中間研修は、この3ヶ月で前進してきたことを元に議論をする場所でもあり、その間に見えていなかった視点を得る場所でもあります。

「実現したいこととやっていることがズレていないか?」「会社として、自分たちの行為や役割を再定義するタイミングなのではないか?」「目の前のことではなくて、その先に何を描いているのかを話してほしい」

メンターたちの問いは、その場ですぐ答えられるものではないこともしばしば。チームでも問いに向き合いながら、議論を深めていきます。

何度も議論を繰り返し、最後は「残りの支援期間でやること」の設定、そして1日目の朝に建てた目標の振り返りをチームごとにおこないました。

メンターからは「モヤモヤとしている問いが、まだあるといい。問いは物事を前に進めていく原動力なので、安易な回答をして、問いを止めてはいけない。」「事業プランや仕組みを作るのは大事。でも、根っこがないと、それもできない。真ん中があれば、いろんな判断に自信が持てる。」と、本質的な問いや根っこを持ち続ける大切さが説かれました。

参加者からは「今の経営とこれからの経営を2つ考える必要があると思いました。」「自分が見ていた未来の言語化のきっかけをつかめました。また、そこからどのような段階を経てそこにたどり着けばいいのか、具体的なビジョンを持つことができてよかったです。」との声が上がりました。

次に皆さんが顔を揃えるのは3月の最終報告会。この日に生まれた問いに、どのようにそれぞれ向き合って残りの支援期間を過ごすのかが楽しみです。

(@事務局 古井)