思わずほっこり…な資料印刷のひとコマ。#プロボノレポ

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東海若手起業塾では、支援チームにブラザー工業の社員が「プロボノ」として参加しています。 今日は「アンビシャス・ネットワーク」にプロボノとして参画している、中野さんからのプロボノレポ第4弾です!

今回は、東海若手起業塾の塾生が副賞としてブラザー工業からもらっているあるモノのお話です。

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少し前のことになりますが、アンビシャス・ネットワークの学習支援施設に伺ったときの話です。

11期東海若手起業塾の最終選考を通過した塾生には、副賞としてブラザーのA3インクジェット複合機が送られ、それが事務室に置かれていました。私がその日の打ち合わせ資料を印刷したところ、2枚目あたりで嫌な音がして印刷が出来なくなってしまいました!
目に見えるところには紙詰まりはなく、何度か給紙トレイを抜き差ししても一向に直る気配がありません…。

実は、私は就職前にブラザーのコールセンターでアルバイトをしており、ユーザーでは直せない故障だと経験的に分かったので、コールセンターに電話をしました。すると、付属の厚紙(私のバイト時代は無かった)を、裏面の溝から差し込んで詰まっているものを取り出す方法を案内してもらいました。

やってみると、バスケットボール型のフェルトがひょっこり出てきて、印刷できるようになりました。

東海若手起業塾プロボノレポ

どうやら、これは子供たちが友達に送るバースデーカードに貼るもので、上の棚から落ちて偶然詰まったようです。
子供たちのかわいい手作りと、メーカー社員が自社製品を壊して帰る事態はなんとか免れたことで、ほっとして思わず笑ってしまいました。

通常、アンビシャス・ネットワークでは、複合機は子供の学習支援の活動記録紙や、行政や関連団体との書類を印刷することなどに使われます。
きっと同じように、世界中の小さな会社から大きな会社の活動を製品で支えることで、それが子供や老人や困っている人にもベネフィットとして届いているのだと気づきました。

もうすぐ、平成も終わります。
私は、一人一人が社会課題に向き合い、向き合う人が増えることで世界は変わると信じています。次の時代に生きる人たちが希望を持てる時代にするために、会社でも会社以外でも社会に貢献していきたいと思います。

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半年に渡る支援期間もあと2ヶ月。起業家、コーディネーター、プロボノが一体となってラストスパートです。

東海若手起業塾では、2月1日にプロボノのあり方を考えるイベント「地域や社会から真に必要とされるプロボノが生まれる仕組みとは?」を開催します。
プロボノ活動に興味のある方は、ぜひご参加ください。