6月22日に、ブラザーミュージアムで11期の最終選考に進む起業家、ブラザー工業の社員を対象に「ブラッシュアップ研修」を行いました。
ブラッシュアップ研修は、東海若手起業塾の一次選考を通過した起業家を対象に、最終選考会に向けて行うものです。
第1回は「2030年の社会を担う私たちの役割ー課題先進国だからこそ、社会を変えるしかけをつくるー」をテーマに、良い社会起業家・事業化となるために必要なことを話していただきました。
この日社会起業家となるために重要な3つの要素として挙げられたのが「ニーズを知り抜くこと」「先輩と歴史から徹底的に学ぶこと」「事業の計画ではなく、社会を変える計画を作ること」。
川北さんは「自分がこういうことをやりたい!というのは趣味でやること。感情欲求ではなくて、ニーズを正確に知らなくてはならない」と話し、社会を本気で変える存在としての姿を問いかけました。
川北さんの講義の後には「スクォーキング」という、理想と現実を書いた紙をグループ内で回して質問を書き込んでいくというワークを行いました。
自分の抱える課題に対してグループ内の人に書かれた質問を見ると、外部の人からはどう見えているのかが分かったり、思わぬ問いかけがあったりと多くの発見があります。
川北さんは「根本的な問いは何なのか?を知るために、スクォーキングを自分でやってなぜなぜなぜ?を繰り返して」いくことが大切であると話し、最終選考会に向けてのそれぞれやるべきことが見えてきたようでした。
参加した起業家の皆さんからも「自分の課題・足りないことが見えました!」「自分が成長できていないことを痛感した」「気づきの連続でした」などの感想が見られ、充実した研修になったようです。
最終選考会は、一般公開イベントとして行いますので、ぜひご参加ください!