事務局の石川です。
9月の27日(土)、28日(日)に、東海若手起業塾の中間報告会を開催しました。
会場は、最終選考会と同じブラザー工業さんの研修所、ビースクエアです。
中間報告会という実に穏やかな名称ですが、
実際の中身は報告だけでなく、事業戦略をブラッシュアップし、
後半戦の指針を得るという、熱気立ちのぼる二日間です。
参加者は、全起業家・担当コーディネータ、協賛のブラザー工業さんから
間瀬さん、若原さん、池庭さん(初日のみ)、ETIC.山内さん、
事務局から石野、石川、そして全体アドバイザーとして、
最終選考も担当していただいた、IIHOEの川北秀人さんです。
毎度おなじみ・若原部長のあいさつから始まり、
まずは山内さんからの中間報告会概要説明。
そして本篇、中間報告プレゼンテーション。
トップバッターは、ブリアンブラン野田さんです。
ここで川北さんから、鋭い指摘が入ります。
「コミュニティとは何か本当に分かっていますか?」と。
コミュニティとは、何かを共有する人の集団。
ブリアンブランは、何を誰と共有したいんですか?
そのためには、あなたは主役ではなく一員にならないと・・・等々、
川北さんとのやりとりの中で、野田さんの中に
より明確なコンセプトが、
できあがっていくのを感じます。
起業家さんとコーディネータも熱心に耳を傾けます。
ひとつひとつのアドバイスが、心に響いている様子。
二番手は、エスパーダ(株)の高野さん。
しばらく浮き沈みを経験した高野さんですが、今回の中間報告では、
マッサージ事業における新しい提案と、事前調査の結果を発表。
高野さんのプレゼンテーションについて、質問するピア・佐藤さん。
マッサージを受ける人の視点で事業を見た時の価値は何か?という問い。
今回は、川北さんだけでなく起業家同士でのブラッシュアップも盛んです。
三番手、こうじびら山の家の北村さんと十文字さん。
地域の叱咤激励に支えられて、まずまず順調に事業が進んでいる
こうじびらですが、「それだけではダメ」という川北さんの厳しいご指摘。
自分と施設の稼働率を明らかにして、先のシーズンのことも考えましょう、
と、考えるポイントについて指摘をいただきました。
四番手は、三州フルーツ工房の鈴木さん。事業は順調に進んでいますが、
ここで改めて最終的に目指すお客さんと三州フルーツ工房の関係性と、
その数的把握について、二日間で考えてみましょうということになりました。
最後はヘアサプライピアの佐藤さんです。遠方のお客さんの期待にこたえるには、
店舗展開しなければなりません。どんな形で展開するのが最適なのか。
前半の調査に基づいた計画をプレゼンしていただきました。
いくつか、新しい視点が川北さんから提供されました。
そこは、こう考えるとね・・と、次々に新鮮かつ確信をついた
アドバイスが川北さんから繰り出されます。
初日は、ここで終わりです。
川北さんと他の起業家からのブラッシュアップによって、
二日目で何を考え、何を明確にして後半に臨むべきか、
それぞれ重要なヒントを得たようです。
その後は会場を移動しての、懇親会です。
その模様は、次の記事にてお伝えします!