野村菜月

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  1. この事業を通じて実現したいことは何か?(事業の社会的ミッション)

    手仕事による日本の貼り箱技術を残すことです。
    貼り箱は、日本の歴史の中で、とても身近な存在として使われ続けてきました。
    身近すぎて深く知られていませんが、小さな箱にも細かな職人技が詰まっています。
    何気ない日常にある伝統の「ものづくり」を守ることで、次世代の価値観や知識、想像力を広げていきたいと考えています。

  2. なぜそれを実現したいのか?(問題意識や個人的動機)

    貼り箱製作の技術や知識は、職人の手で、同じ物を同じクオリティで、早く製作するための工夫の積み重ねで出来ています。
    そこには、ものづくりに対する大切なコトが詰まっていると思います。
    また、日本の箱に対する想いは海外とは異なり、おもてなしの心が作ってきた歴史だと思います。捨てられる箱ではなく、新しい形で、その想いを残していきたいと思っています。

  3. 事業概要(顧客・提供価値・具体的商品・サービス等)

    ・貼り箱の製作技術と知識を使った「箱ではない箱」
    ・プラに変わる、紙素材を使った商品
    ・オーダーメイドを小ロットから製作できる強みを生かしたデザインの多様性
    ・ライフスタイルに合わせた機能性
    上記を併せ持った商品を開発し、100年先も続く、ものづくりを目指します。

  4. 最終選考会にむけてひとこと

    皆様、貼り箱はご存知でしょうか?
    私は113年続く貼り箱屋に嫁ぎ、初めて知りました。
    そして職人の手により、手間をかけ作られていることに衝撃を受けました。
    この技術と知識を使った「箱でなはい箱」を作り出し、次世代に残していきたいと思っています。
    前途多難ですが、東海起業塾で新しい価値観を吸収し、生み出したい!です。
    どうぞ応援よろしくお願い致します。



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