1ヶ月間の調査を経て、2回目の研修へ。社会課題の構造を理解する|ブラッシュアップ研修Day2

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一次選考を通過した起業家を対象に3回に渡って開催するブラッシュアップ研修。
6月19日(水)に、第1回に引き続きIIHOE[人と組織と地球のための国際研究所]代表の川北秀人さんを講師に迎えて、第2回のブラッシュアップ研修をおこないました。

 

東海若手ブラッシュアップ研修

 

1回目のブラッシュアップ研修(レポートはこちら:あなたはニーズを代弁できるか。12期の研修がキックオフ|ブラッシュアップ研修Day1)から1ヶ月。

 

各起業家さんには、宿題として「取り組む課題の規模・影響」「取り組む課題の推移」の調査をおこなって資料にまとめていただきました。

 

この日の研修は、その内容を一人一人発表していくところからスタート!
1ヶ月の間に、データを調査したり顧客にヒアリングをしたり、皆さん様々な方法で調査を進めている様子が伺えます。

 

 

今年度は教育分野の起業家が多いこともあり、起業家同士の間で質疑が白熱していました。

 

 

発表が終わった後は、講師の川北さんから一人一人にフィードバックが送られます。

 

「外国人採用が進まないことより、活躍できないことの方が重要」「既存の手法で効果が出せない理由はどうしてなのか」「状況の説明はされたけど、その価値は分からないまま」と全員の調査を振り返ったのちに、川北さんは全体にこう呼びかけます。

 

 

「皆さんには、構造を分かって欲しい。構造が分かった上で“ここに手当てをすることで次に進める”という優先順位をつけて、ドミノがどうすれば倒れ続けるか?を考えて欲しい。」と呼びかけ、構造を理解することの意義を強調しました。

 

最後は、各個人・グループで「どういうことを、どう調べるか」を再設計。

 

 

同じく研修に参加していたコーディネーターや、ブラザー社員、また起業家のパートナーも一緒になって、8月の最終選考会に向けて議論が交わされていました。

 

 

最終選考会は8月に一般公開でおこなうほか、7月には起業家のプロフィールも公開していく予定です!

(@事務局 古井)