【イベントレポート】17期ギャザリングDAY①を開催しました!

news


10月9日にブラザー研修所ビースクエアにて、東海若手起業塾1〜17期のギャザリングDAY①を開催しました!

東海若手起業塾では、同期の繋がりだけでなくOBOGとの交流を通して、豊かな繋がりや事業のヒントを得る機会を作るために、1〜17期が集える場を10月と2月の年に2回提供しています。


17期の起業家にとっては、8月のキックオフ研修から中間研修の間に位置する、対面での事業のフィードバックを受けられる貴重な場となっています。

OBOGにとっては互いの事業や目指していることを知り、共創の芽を育む機会となりました。


今回の会場には、17期起業家チームはもちろん

メンター・アドバイザーとして、

(株)machimori 代表取締役の市来広一郎さん、1期の起業家OGでもあり(一社)東海若手起業塾実行委員会 理事の佐藤真琴さん、同じく3期塾生で理事の安形真さん、

(一社)龍馬の靴 代表理事 高橋綾太さん

17期オブザーバー、1~16期の起業家OBOG・コーディネーター・ブラザー工業株式会社のプロボノの方が集いました!



全員の自己紹介を済ませたのち、グループに分かれて仮想理事会を開催しました。
仮想理事会では、起業家がプレゼンテーションを行った後に、メンター・アドバイザーを含む会場の参加者全員が仮想理事として各起業家の議論に参加。ネクストアクションに対する鋭い意見や、背中を押すアドバイスなどをたくさん交わす熱い時間が設けられました。



中でも17期の起業家は、キックオフ研修からこの日まで実際にアクションを起こしていく中で、新たな壁にぶつかっていました。
・ヒヤリングを受けて現場のことを知れた!その次は……

・集客をしていくにはどうしたらよいのかアイデアが浮かばない
・社会のニーズを照らし合わせて事業についての仮説を考えたがフィードバックが欲しい

・新規事業のアイデアを考えたが、この事業は妥当なのか


上記のようなキックオフ研修から1か月で起業家が新たにぶつかった壁に対して、

メンターを含む仮想理事たちは、

・1か月ヒヤリングをして、何が見えてきたの?

・あなたの事業にハッシュタグをつけるとすると何がやりたい?

・私だったらこんなアクションをしているはず

・ビジョンと仮説がうまく結びついていない
・その事業で収益は見込めるの?

・その事業は本当にペルソナの課題を解決できる事業になっている?

など、芯をつく指摘や厳しくも大切な問いを返します。

起業家チームは現状を整理しつつ、事業に何が足りないのか、改めて気づかされるきっかけになりました。


仮想理事会では、起業家OBOGもプレゼンテーションをすることができます。

今回も起業家OBOGが2名参加し、塾生を終えた後、現在はどんな活動をしているのか、どんな課題にぶつかっているのか発表し、参加者全員で課題解決のためにはどうアクションしたらいいのか、自分事として考えていきます。


起業家OBOGから寄せられた問いとしては

・新規事業の壁打ちをしてほしい
・認知度をあげるためにどうすればいいのか?
・事業の仕組み化を考えたい
・社会的なインパクトを出すために、どうしていけばよいのか


仮想理事からアドバイスとしては

・ 会社の強みを生かした事業をもっと考えることはできないか?
・ペルソナのストーリーをあった付加価値をつけていくのはどうか?

・事業を広げるためのマニュアルではなく、人を育てるためのマニュアル作りがまず必要だ

・事業拡大を考える前に、まず経営課題に向き合う必要がある

などの意見があがりました。


そうして、全部で6名の起業家(チーム)の仮想理事会が無事行われました。

17期の塾生も自分たちの仮想理事会が終わった後に、ほかの塾生や起業家OBOGの仮想理事会に参加することで自分事に課題を落とし込み、刺激を得たようです。


そして、イベント後半には、OSTワークショップが行われました。

この時間は、参加者に自由にこの場にいるメンバーと一緒に考えたい問いをあげてもらい、同じ問いを考えたいメンバーが小グループに集まって話し合います。


集まったメンバーで議論をする中で、問いの検討からネクストアクションをみつけていきます。17期の起業家だけでなく、OBOGやプロボノも、会場に問いを投げかけます。

寄せられた問いとしては

・社会問題を解決したい大学生を増やすには?

・継続するコミュニティをつくるためには?

・ゼロイチの主体性のあるチームを作るためには?

・研修の場に手を挙げて人が参加するには?

などがありました。


1ターム20分という限られた時間ではありますが、ネクストアクションを全体で発表することで各テーマオーナーの覚悟が一層引き締まったように感じます。

こうして盛り上がったギャザリングDAY①も無事終了しました。次回のギャザリングDAYは2月です。
引き続きお互いの事業の成長のために、近況報告も相談もできる繋がりがあるコミュニティになっていくとともに、東海で培った経験や能力を共有をしていける場を目指していきます!


さて、東海若手起業塾は11月27日-28日に中間研修があります。
2日間に渡ってステップアップすることができる研修は次が最後です。
特に、中間研修は最終報告会前最後の研修です。最終報告会さらには5年後10年後を見据えてアクションを続けていくための大事な研修です。
事務局もメンター陣をはじめとする支援チームと共に、起業家をサポートし、全力で伴走していきます!