3月6日に、13期の最終報告会をブラザーミュージアムで開催しました!
新型コロナウイルス感染防止のためオンラインを中心としたプログラムとなった13期ですが、最終報告会は感染防止対策を徹底の上、オフライン中心で開催しました。
8月の最終選考会から約半年間、それぞれの事業、その当事者、また自分自身と向き合ってきた起業家たち。塾生3人による最終プレゼンテーションでは、起業塾に入る前の課題、半年間で調査したことや実行したこと、今後の事業計画などを発表してもらいました。
伊藤透さんは、自転車のルールやマナー、アスリートのセカンドキャリアに関する課題とその解決策について発表。「東海若手起業塾では、本当に自分を良くも悪くも知ることができました。いつも一人でやっていたけれど、メンターやチームの皆さんのおかげでいい経験ができました」と振り返りました。
野村菜月さんは、財務の見直しや自社の分析、そして貼り箱職人を育てるための計画をまとめました。そして「貼り箱のみならず、技術のある会社を残す”絶滅危惧技術展”を開催したいです。」と宣言してくれました。
最後に、池宮聖実さんは、カンボジアの人たちが働き方に抱える課題と、それを解決するためにおこなったアクションと今後の計画をプレゼン。半年間を振り返り「今のチームで走らせてもらったことが一番大きかったです。たくさん愛のある質問を浴びせてもらって、自分の事業を説明できるようになりました」と話しました。
発表の後は、メンター陣からのフィードバック。
「当事者についての透明度があがった」「これだけ数字のことや自社分析ができて、ステップが踏めて良かった」と半年間の取り組みの評価や、「自分の事業のサポーターがまだ不明確。もう一段階突き進んでもらいたい」「チームを育てていくことに力点を置いて考えてもらいたい」と、今後に向けてのアドバイスも送られました。
また、起業家に半年間伴走したプロボノ、コーディネーター、関係者の方にも、振り返りと起業家さんへのメッセージをいただきました。
「東海若手起業塾がすごく好きなので、仕事を早く終わらせて取り組んでいました」と振り返る方から、「今後の新しいチャレンジも、自信を持って取り組んで欲しい。自分も一緒に取り組んでいきます!」と今後のコミットを宣言する方まで。チームで取り組む東海若手起業塾ならではの信頼関係が見える報告会になりました。
なお、当日のライブ配信の模様はアーカイブを残しておりますので、下記からぜひご覧ください。
支援期間は終了しましたが、ここからが「地域や社会から真に必要とされる起業家」としての本当のスタート。OBOGの活躍として、東海若手起業塾のホームページやSNSで紹介していきますので、ご期待ください!
※起業家・実行委員会のプレゼンテーション、集合写真の撮影時のみ、感染症対策の上、マスクを外しています。
(事務局 古井)