【イベントレポート】17期ギャザリングデイ②を開催しました!

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2月1日に東海若手起業塾1〜17期のギャザリングDAY②を開催しました!

今回初めての試みとして、東海若手起業塾OBOGの現場での実施にチャレンジし、12期OBかつ、今期コーディネーターを務めるNPO法人コネクトスポットの山下祐司さんの拠点に訪れました。

東海若手起業塾では、同期の繋がりだけでなくOBOGとの交流を通して、豊かな繋がりや事業のヒントを得る機会を作るために、1〜17期が集える場を10月と2月の年に2回提供しています。


2回目となった今回は、17期の起業家にとって来月の最終報告会を目前に、対面での事業のフィードバックを受けられる最後の場となりました。

そして、OBOGにとっては互いの事業や目指していることを知り、共創の芽を育む機会となりました。

ギャザリング開催前には、希望者を対象に、会場を提供してくださったNPOコネクトスポット理事長の山下祐司さんによる、コネクトスポットの視察が行われました。拠点の様子やスライドを見ながら、東海若手起業塾に参加してからの事業の変化や現在の事業内容についての説明を受けました。参加者からは、自分やサポートしている起業家の事業のヒントにすべく、盛んに質問や疑問が寄せられ、熱い質疑応答の時間が生まれていました!



今回のギャザリングは、17期起業家チームはもちろん、

メンターとして

東海若手起業塾3期塾生で(一社)東海若手起業塾実行委員会 理事の安形真さん、

同じく東海若手起業塾3期塾生で(一社)龍馬の靴 代表理事 高橋綾太さん

チーフコーディネーターとして、

会計事務所プロースト 金子尚弘さん、

NPO法人せき・まちづくりNPOぶうめらん 相談役 、(一社)東海若手起業塾実行委員会 理事 北村隆幸さん

そして、1~16期の起業家OBOG・コーディネーター・ブラザー工業株式会社のプロボノの方が集いました!



全員の自己紹介を済ませたのち、グループに分かれて仮想理事会を開催しました。

仮想理事会では、起業家がプレゼンテーションを行った後に、メンター・チーフコーディネーターを含む会場の参加者全員が仮想理事として各起業家の議論に参加します。

約1時間の中で、起業家の背中を押すアドバイスなどをたくさん交わされ、ネクストアクションが固まっていきます。

今回は2箇所で同時に仮想理事会が進みました。参加者は自分の関心に合わせて参加する理事会を選びます。



17期の起業家は、最終報告会を前に残りの1ヶ月でどのようにアクションしていくべきか悩んでいました。

・中間研修後から事業で実現したいシーンの成功体験をつめた。これからどのような手段で普及させていくべきか悩んでいる。

・新規事業の構想は膨らむが、拡散していて何に手をつけたらいいのか混乱している。

・やりたいことはたくさんあるものの、リソースが限られていて進めない。


そのような起業家がぶつかっている悩みに対して、メンターを含む仮想理事たちは、

・事業の強みを活かしてプレスリリースの活用や、メディアへの露出を進めていくべき。

・その成功体験を生かして尖って事業をやっていく方がいい。尖る覚悟はあるか?

・あなたが1番救いたい顧客とその困りごとをもう一度整理した方がいい。

など、現状を整理しつつ、事業の方針について議論を重ねます。


仮想理事会では、起業家OBOGもプレゼンテーションをすることができます。

今回は起業家OBOGが2名参加し、塾生を終えた後、現在はどんな活動をして、どんな課題にぶつかっているのか、仮想理事会をどのような場にしたいかなどを発表します。



起業家OBOGから寄せられたのは

・事業を自分ごととして考えてくれる仲間を集めたい、熱意を伝播させたい!

・社会的なインパクトを出すために、どうしていけばよいのか

という問いやリクエスト。

仮想理事からは

・ 共感してくれそうな企業を選んで営業するよりも、自分で可能性を狭めず広く熱意を伝えていくべき。

・自分がやっている事業とぜひコラボしたい!

・顧客のインサイトが見えていないので、誰が困っているか伝わらない。

・本当にその事業で顧客の困りごとを救えるのか?

などの意見があがりました。


そして、イベント後半には、OSTワークショップが行われました。

この時間は、参加者に自由にこの場にいるメンバーと一緒に考えたい問いをあげてもらい、同じ問いを考えたいメンバーが5〜6人の小グループに集まって話し合います。



集まったメンバーで議論をする中で、ネクストアクションをみつけていきます。

17期の起業家だけでなく、OBOGやプロボノも、会場に問いを投げかけます。

場に寄せられた問いとしては

・地方で女性がいきいきと働くためには?

・伝統産業はどうしたら発展することができるか?

・廃園で建て壊される予定の子どもの幼稚園を残したい!

・不登校の子どもたちが社会的に自立するには?

などがありました。

1ターム20分という限られた時間で、具体的な解決策が生まれたり、問いのオーナーに共感する仲間が増えていきます。



こうして盛り上がったギャザリングDAY②も無事終了しました。

最後に交流タイムが設けられ、同じ社会課題や関心をもつ参加者が集まってコミュニティが繋がっていきます。

次回は3月1日の最終報告会です。

ブラザーミュージアムにて、10:30〜12:30に公開イベントとして17期起業家による報告が行われます。

残り1ヶ月、メンター陣をはじめとする支援チームと共に、起業家をサポートし、全力で伴走していきます!