
11月28日に東海若手起業塾18期の中間研修を開催しました。
東海若手起業塾生の半年間の支援期間の中で、折り返しとなる中間研修。
中間研修の目的は、キックオフ研修から3ヶ月経ち、これまでの自分たちの動きを振り返るとともに、「本当に自分たちが目指す地域や社会の姿」を徹底的に描き直すこと。
最終報告会までにどうなっていたいのか、どんなアクションをしていくのか、1日かけてとことん磨いていきます。

各チームが目標設定をした上で、いよいよプログラムスタート!起業家からの意気込み、メンター陣からの激励の言葉から始まりました。答えのない問いに真剣に向き合い続ける起業家の事業への向き合い方を讃えた上で、どんなに悩んでも最後まとめあげるのが起業家の責任だとのメッセージに、会場はキリリとした雰囲気に包まれました。

ここからは、メンターからの質問やアドバイスを受ける「関所」と起業家・プロボノ・コーディネーターが悩みながらも手を動かし続け、議論をひたすらしていく「チーム作業」を何度も繰り返していきます。

中間研修までのアクションで見えてきた事実、課題をアウトプットしながら、自分の中にある核心と向き合い続ける起業家に対し、メンター・チーフコーディネーターが課題を整理し、問いを渡す。そして、また思考を深め、改めて「本当に自分たちが目指す地域や社会の姿」を描き続けます。

思考の整理から論理的にネクストアクションを決めるということが思ったように進まず、話が元に戻ってぐるぐるすることも。
また、想いを上手く言語化出来ずメンターに伝えきれずもどかしく思う場面や、メンターからの鋭い問いを受けて言葉に詰まる場面もありました。

しかし、議論を重ねるにつれ、「一番やりたいことは子どものこと。でも、本当に着手すべきは“初期の保護者”なんです。」「行動経済成長の有機農業から、4代目の私は“精神的な豊かさ”をつくる。」「作る人も使う人も笑顔にする。」など、それぞれの起業家たちが、自分の事業や課題の本質を徐々に言語化できるようになりました。

そして、最後はふりかえりの時間。1日を振り返りつつ、「ミッション(誰のどんな困りごとにどう応えるか)」「最終報告会の時点でのありたい姿」「最終報告会までのアクションプラン」を起業家の言葉で熱く語りました。
「社会起業家として立つ覚悟を改めてもち、リサーチと有償サービスの設計をします!」「次回ギャザリングでは、会員になってもらえる準備をします!」「プレ販売、マーケティングを進め、ビジネスモデルを構築します!」という起業家それぞれの決意でプログラムは締めくくられました。
今期も残り半分を切りました。各起業家チームがそれぞれのスタイルで仲間となり、社会を本当によくするために自らの事業を進めていきます。次回は、ギャザリングDAY!OBOGのご参加もお待ちしています!