3月11日に開催される、東海若手起業塾10周年イベント「Tokai Innovators Ecosystem Summit for 2027」で、「虐待・障がい・貧困など困難に直面する子どもを救う事業をどう創るか?」という分科会が行われます。
福祉・教育などの分野で、子どもを救う事業を展開する5人のゲスト・ファシリテーターの事例に触れながら、その問題構造や解決方法について考えるトークセッションです。
ファシリテーターは、NPO法人アスクネット代表理事の白上昌子氏。
2006年よりアスクネットに入社後、大企業のCSR活動のサポートや小学生から大学生までのキャリア教育に携わっているほか、2008年度には、科学技術振興機構(JST)の補助事業「地域ネットワークにおける調査」を愛知県産業労働部と一緒に担当者として行っています。
またゲストとして、石川治江氏(NPO法人ケア・センターやわらぎ 代表理事)、戸枝陽基氏(社会福祉法人むそう 理事長) 、
東海若手起業塾8期生である生川真悟氏(絵本作家) 、毛受芳高氏(一般社団法人アスバシ 代表理事)が登壇します。
石川治江氏は、社会福祉法人にんじんの会理事長、立教大学大学院21世紀社会デザイン研究科客員教授、21世紀社会デザイン研究学会副会長、一般社団法人ダイアローグ・ジャパン・ソサエティ理事。
全国初24時間365日の在宅福祉サービスを提供する「ケア・センターやわらぎ」を設立するなど、福祉分野を先導する社会起業家です。
戸枝陽基氏は、デイサービス、ホームヘルプ、グループホーム、就労支援、余暇支援を展開し、4年後社会福祉法人むそうを設立し、通所授産施設を作るなど、福祉業界を地域ビジネスと捉え事業を展開しています。主な著書に「ノーマライゼーションの詩」、「即ほしいこのサービス」(共著)などがあります。
生川真悟氏は、 2015年より絵本制作やワークショップを行う絵本作家。地元の保育園や商業施設などでもワークショップを開催し、2017年9月現在、親子対象延べ1,000人を超えています。現在はNPO法人ケア・センターやわらぎと虐待予防のツールとして母子手帳と配布できるような絵本を制作するなど、アートを通じた虐待予防活動を行なっています。
東海若手起業塾実行委員会代表、毛受芳高氏は、NPO法人アスクネットを創業し、学校と地域の間をつなぎキャリア教育等を学校に提供する「教育コーディネート」を全国に先駆け事業化。2012年に、新たに一般社団法人アスバシ教育基金を立ち上げ、企業等の教育投資を集めて、高校生のインターンシップの推進をしています。
子どもが直面する社会課題は、子ども自身だけでなく、生活する環境や保護者など、多くの要因が存在します。
それぞれの領域で事業を展開する登壇者のトークから、社会問題の構造や様々なアプローチを考察することで、子どもを救う事業の現状や、求められていることについて考えてみてはいかがでしょうか。
申込方法(〆切:2018年3月8日(木) )
下記URLより必要事項をご記入の上、お申し込みください。
「東海若手起業塾」とは?
地域の課題解決や地域資源の有効活用を通じて、東海地域を活性化したいと考えている若手起業家を対象に、ビジネスモデルや事業戦略の質を高め、事業を成長軌道に乗せていくための支援を行うプログラムです。詳細は下記URLをご覧ください。http://www.tokai-entre.jp
問合先
東海若手起業塾実行委員会
事務局 担当:小池、古井
E-mail:info@tokai-entre.jp
以上